イラストは【手毬唄】滔之碧さまによって描かれ、帰属します。無断転載、2次使用は固く禁じます


今回ばかりは、絶対にあやまらねぇよ。
男が頭を下げるなんつぅことは、絶対にしねぇ。
だいたい、あんなことぐらいで怒ることねぇのに。
「見送りはいらないぞ」なんて、可愛くねぇこと、言いやがって、
1人でさっさと行きやがった。
なんだよ。たまにしか会えねぇのに、それかよ


俺は、悪くねぇ。
・・・悪くねぇよ。
・・・悪くねぇよ、なぁ。

「なんだ。やっぱり来たのか?」
「面倒くせぇけど、任務だからよ」
「ふ〜ん」

可愛くねぇな、本当に。
俺が今、ここにいることが当然のようなその態度。
任務なんだから、仕方ねぇだろ?
あんたも怖ぇえけど、うちの火影も怖ぇえんだ。
それに、男が一度引き受けたこと、
途中で投げ出すなんつぅ格好悪いこと、出来ねぇだろ?

それだけの、理由だ。

この花だって、あんたがさっき、足を止めて眺めてたから、摘んできたんだ。
そんなことされたら、気になっちまうだろ?
その花見るたび、あんたのことを思い出しちまう。
今度はいつ来るのかとか、元気にしているのか・・・とか。
そういうのは面倒だから、いっそのこと持っていってもらおうって思っただけだ。

ただ、それだけの理由だ。

別に、機嫌直してもらおうとか、謝ろうとか、そんなんじゃ、ない。
そんなんじゃないんだから、勘違いするなよな。


2007.11.5

イラスト:【手毬唄】滔之碧さま
文:りく

忘れもしない、サイトを立ち上げて最初のしかてましか合同お誕生日会のチャットで初めて碧さんとお話したんですよ。チャットで描かれていたちびシカテマに惚れこんだ私は、相互記念にイラストを描いてくださるという碧さんのサービスにがっつり喰いついて、ちびシカテマをお願いしちゃいました。どこでも誰にでも控えめなふりして実は図々しい私(笑)で、そのイラストに私が書いた話が右。うわ、なんか読み直すと恥ずかしい・・・ ・・・もうこういう文章は書けませんね。